あずきのこと。

ある夜、路地裏でないていた小さな小さな猫。

その声があまりにか細く儚げだったので放ってはおけず…。

お風呂に入れ、ミルクをあげると落ち着いたようだ。

保護したものの当時のアパートはペット禁止。

里親見つかるまではとこっそり…。

あちこち聞いてはみたが貰い手は見つからない。

それならウチで飼おう。

こうして『あずき』となった子猫。

幸いこれといった病気もせず、

元気にすくすく成長し、常に癒しを与えてくれる存在に。

~月日は流れ~

はや17年。

すっかりおばあちゃんになったあずき。

おなか回りが細くなったけど、まだまだ元気。

これからも我々夫婦を癒やしてくれることだろう。