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鏡の破片を集めて精神世界に入るなり襲撃される。
トマスの半身だった。
マリアンがあっちに送ったことで解放されたらしい。
ヘンリーの猟犬によって囚われていたところ、
父の所在を問うも、存在を感じないと言う。
自分が囚われている間にあったことを教えて欲しいと頼むトマス(幽霊)。
マリアンはこれまでの経緯を話す。
聞き終えると、この場所について語り始めるトマス(幽霊)。
リリアンも同じく霊能者であり、その力はトマスを凌ぐほど強力だと。
強力すぎることを案じたトマス(父)は、霊との接触を遮断できる設備を整え、
不安定な力を安定させる方法を探していたようだ。
やがて「分離」することで解決できるとわかったのだが、
そこにリチャードが現れた。
リチャードにより傷つけられたリリアンは暴走し、力を外に解き放ってしまう。
その力が独り歩きした結果が虐殺事件であり、ナースの正体だったのだ。
リリアンの居場所を問うマリアン。
そこにナースの気配が…。
トマス(幽霊)は時間を稼ぐと言い、マリアンを脱出させる。
「リリアンの居る場所は知っているはずだ」
現実に帰還したマリアン。
外に出ると、いつも夢で見る森だった。
ここまでの道程を思いながら小径を歩む。
この先にリリアンがいるはずだ。
やがて湖の桟橋が見えてくる。
そこに佇む人影が。
姉との再会を喜ぶも、ナースが現れる。
そして決断の時…。
クリアして
物語性 | ★★★★★ | 良い |
操作性 | ★★★★☆ | 良い |
謎解き | ★☆☆☆☆ | 簡単 |
音楽 | ★★★★☆ | 良い |
グラフィック | ★★★★★ | キレイ |
総評 | ★★★★☆ | 面白い |
映画を観た感覚。
2つの世界で行動した結果が相互に作用するというのはよくあるけど、
本作はそれが同時に起こる。
画面分割で表現するという点が目新しく、仕掛けとしても面白い。
霊が精神世界では見える(存在している)けど、
現実では見えないので、マリアンが一人芝居しているように見えるあたり、
よく怪談で、当事者にしか見えてなくて周囲から訝しがられるというのがあるが、
まさにそれな描写だ。
操作性では、メモを読むといった行為が「調べる」-「読む」と二段階なところが、
手間だったかな。
それと、ムービーから操作に急に切り替わるところ。初見殺し。
チェックポイントは直前だし、死ぬような箇所も少ないので苦ではないが。
惜しいのは、折角「霊と対話して探索する」コンセプトがあるのに、
対話できる霊が<<悲しみ>>とトマス(幽霊)とヘンリー(猟犬)ぐらいしか居なかったこと。
大虐殺の現場だから、もっと出ても良かったんじゃないかなぁ。
一言で言えば、
面白かった!!
これは良い作品だと思う。
次回作も期待したい。